物件は築13年のマンション最上階角部屋で、駅からは徒歩17分で周辺は急坂の多い地区でしたが、大規模修繕したばかりの外観は見栄えの良い物件でした。
所有者である40代男性は奥様とお子様二人の四人暮らし。所有者は数年前より病気を患い休職を余儀なくされ、まずは税金や管理費から滞納そしてついに住宅ローンの滞納が続き期限の利益を喪失してしまった頃に、弊社の「イー任売.JP」ホームページからお問い合わせ頂き、媒介を結ばせて頂きました。
所有者のご希望はとにかく任意売却によって、高額な差押がついている税金と、法的措置目前だった滞納管理費の完済、そして引越に伴う賃貸契約金や引越・産廃費用を捻出する事でしたが、額があまりに高額だったため任意売却はかなり困難が予想されました。
真っ先に住宅ローン債権者と税金・管理費の差押解除の交渉を行い、半年間の任売期間をフルに利用し弊社の交渉ノウハウを駆使した結果、大幅に任売応諾価格を減額する事が出来ました。
販売活動でも近隣販社を中心に毎日、数十件の販社営業、ポスティングやオープンハウスなどの販売活動を行ったことにより、競売申立前に無事に購入者が見つかり任意売却が成立しました。
最終的には、所有者が当初希望されていた通りの結果となり、所有者から
「本当に叶うとは思えない無謀な要望がまさか現実になるとは今でも信じられません。もう感謝してもし切れません。」
との嬉しいお言葉も頂き日々、督促からの督促で不安な日々を送っていた所有者家族も、今ではお子様の学区範囲内の理想的な新居にて希望に満ちた生活をスタートしています。