お付合いのある弁護士先生から、破産事件による任意売却のご相談でした。
売却の方法は、入札制で行うとのことでした。
なぜなら物件の状態が悪く、一般のお客さまに見せられる状態では無かった為です。
入札制で売却をするため、弁護士先生は弊社以外にも知り合いの仲介業者2社に物件の情報を出していたため、当社を含め3社で価格を競うことになりました。
そのため、他社に負けない一番高い金額での買付が必要となるため、付合いのあるマンションの買取業者数社に情報を出し、机上での金額提示をしてもらい、その中から高い買取業者を2~3社に絞り、入札制による売却などの状況を説明し、物件を案内しました。
その中で一番高い買付金額の購入申込書を取得し、管財人弁護士に提示をしました。
数日後、弊社からの買付価格がダントツだったとの連絡がありました。
弊社は、付合いのある買取業者が多数いるため買付金額で負けてしまうことはあまり考えておりませんでしたが、やはり弊社の買主さんが一番でした。
その後、契約のすり合わせ等を行い無事に売買契約を行いました。
決済に向けて、管財人弁護士は、破産者家族の転居先と残置物の処分等の心配をされておりましたので、弊社は、管財人弁護士が煩わしいと思う、所有者の転居先の探索、引越業者や残地物の処分業者の手配も行い、また、破産者からの鍵などの回収等も先生に代わってお手伝いをし、無事に決済を行うことが出来ました。
弊社は、依頼者の希望を第一に考え、スピーディーに対応して行きます。