今回は、所有者のお姉さんからのご相談でした。

何年かぶりに、妹さんからの連絡が突然　『人生つかれた、もう生きていけない、どうしよう？』　と、　びっくりしたお姉さんは、取り急ぎ妹さんところへ飛んできました。

部屋に入ってみると、衣類や食べ物や病院の薬などが散乱しており、可愛かった妹の様相も変わり果てた状態でした。

色々なところに相談をして、やっとの思いで、病院に入院させることが出来ました。しかし、お姉さんは他県に住んでおり、簡単に行き来が出来る距離ではありませんでした。

次に問題になったのが、自宅の事です、自宅が差し押さえられて、競売の申立がされており、あと一カ月で入札期間に入る時期でした。お姉さんはどうしたら良いかわからない時に、ネットで探した、任意売却を専門に扱っている、Ｒ社に依頼をしたのです。

しかし、お姉さんはその業者の言動の所々に、疑問を感じ他の業者にも相談してみようと思い、弊社に相談がありました。

相談内容は、『御社は、任意売却でどんなことをやって貰えるのか？』との相談でした。

弊社では、『お姉さんに代わって弊社が出来ることはお手伝いいたしますし、妹さんが入院しているのであれば、妹さんに代わって任意売却がスムーズに出来るようにお手伝いを致します』、とお話をしたところ

Ｒ社は、弊社が当たり前の様にお手伝いする内容に対し、『普通そんなことは、お手伝いしません』とか、『そんなこと絶対にしないですよ、その業者にだまされていますよ』とか、『病院が駅から遠いので、別途、交通費が、かかります』などと、あまりにも、弊社との対応の違いに、お姉さんは逆にそんなに手伝ってもらって大丈夫かなと弊社に対して疑問を感じた時期もあったようですが、Ｒ社のあまりにも機械的な対応に心底嫌気を感じ弊社に依頼をすることになりました。

弊社は、依頼を受ける際、言った事はすべてお手伝い致しますとお約束して、それを有言実行いたしました。

たとえば、印鑑証明のカードが紛失したため、実印の登録や各種書類の取得等を妹さんに代わってお手伝い致しました。

その甲斐あって、任意売却も無事成立しました。

妹さんも体調が良くなり、病院を退院することが出来、退院の手続きや新しい住まいの入居の手続きや、転出届などもお手伝い致しました。また、必要な日用品の買い物なども、お手伝い致しました。今では、新しい新居で、入院していて落ちた体力を戻すため毎日散歩などをして過ごされていると聞いております。

お姉さんからも、『最終的にＲ社でなく、御社に依頼して良かった』と感謝の言葉頂き、私たちも、所有者様だけでなく、そのご家族からも感謝して頂き、この仕事をしてきて良かったと思える瞬間でした。

弊社では、所有者さまの希望することを第一に考え、それを叶えるためにお手伝いをすることは任意売却では常識と考えていました。しかし、他社では、困っている所有者さまや、ご家族に代わってお手伝いすることが過剰サービスと捉えられていることにびっくりしております。

他社はどうであれ、私たちは完全フルサポートの任意売却業者として惜しみないお手伝いを続けて行くことを、ここに宣言させていただきます。