今回の依頼者様は弊社ホームページからのお問合せでした。
早速ご連絡をさせて頂き話を聞かせて頂きました。
お話を聞くとやはりコロナ渦により、飲食店勤務とのことで大打撃を受けてしまい収入が激減、更に離婚もあり養育費、住宅ローンの滞納に至ったそうです。
依頼者様は離婚と同時に物件から退去して沖縄、神戸と転々として現在は神戸で新しい家族と生活をしているとの事でした。
最初は収入が激減しても本職以外でアルバイトをしながらしのいでいたそうですが、体力の限界で入院、踏んだり蹴ったりです。と滾々と話をされていました。
ご希望は元奥様も退去しており物件は空室とゆうこともあり1円でも高く売却していただき残債務をなるだけ少なくしたいとの事でした。
早速任意売却をするために債権者交渉を重ね何とか「完済を条件に任意売却を認める」という高いハードルを課せられましたが任意売却を承認していただけました。
完済するために販売活動も開始、近隣の不動産、大手買取業者、過去の取引した事のある会社様、近隣への団地や賃貸物件へのチラシ配布と精力的に行いました。
しかし決して甘く見ていたわけではありませんが、軒並み買取会社様方々の回答が完済金額には程遠く及ばない回答ばかりでした。
当たり前ですがここで諦めるわけもなく根気強く、粘り強く、販売活動を継続していきました。
正直完済に至ることは難しいとの判断から完済が絶対条件の債権者に販売状況を報告しました。しかしながら債権者の方針は変わらず難航しました。
しかし交渉は弊社の得意分野ですので諦めることなく何度も何度も交渉を重ねた結果「完済条件」の牙城を崩すことに成功。
しかし肝心のお客様が見つからず時間だけが過ぎていきとうとう競売の期日が決まってしましました。
債権者からも決済日のリミットは競売入札日の1週間前までと告知されました。
尚且つ決済をするためには決済日の3週間前に買主を決めないと決済は出来ないとも通告されました。
逆算すると残り10日しかなく正直諦めかけました。
しかし1度冷静になり「10日しかない」ではなく、「10日もあるじゃないか」と考え方を変えて、足元から見直しました。
さすがに一般の買主様ではもう間に合いませんので再度買取会社を1件1件しらみつぶしに営業しました。
残り期日2日、なんと債権者が応諾していただける買主様が現れました!
実は依頼者様には競売になった場合の話をしていましたが急遽買主様が見つかった連絡をしたところ依頼者様も「もうダメかと諦めていた」と仰っていて、非常に喜ばれていたことを覚えています。
無事に決済も終わり依頼者様からは「諦めていたが本当に『いい任売.JP』に問い合わせて良かった」感謝のお言葉を頂戴出来ました。
しかし依頼者様の希望していた完済金額には届かないまでも残債を残り僅かまでできました。
正直本当に大変だったので感謝のお言葉を頂けた時は諦めないで良かったと本当に嬉しかったことを覚えています。
弊社は依頼者様の希望を限られた時間の中で最大限の力を発揮する事をモットーにしております。
お一人で悩まず無料相談窓口、ホームページもございます。困ったときにはお気軽にご相談ください。