本件は昨年12月27日の仕事納めの日に依頼を受けました。埼玉県川口市にある築43年の2階建の戸建、所有者は持分10分の9が旦那さん、10分1が奥様と共有名義でした。弊社の休みもあり債権者との交渉は1月１４からでした。所有者の希望はこの家に住み続けたい、奥さんの実家が近いためここを離れるのには抵抗がありました。弊社ではオーナーチェンジという方法で住み続けることが出来る説明したところ、所有者の友人がオーナーになってもいいと言っているとの話を聞き早速友人と面談をして今回のオーナーチェンジの説明をして友人からもその方向で進めて欲しいと言われ、ローンの事前審査の申し込みをしてローンの承認を貰いました。しかし債権者からは2/17まででないと取下げはしないと告げられました。時間がない中の債権者との売買金額の交渉をして友人が購入できる金額まで導くことができました。しかし友人のローンの実行までの時間では競売の開札日を超えてしまうことが解りこのままでは競売での開札になってしまうため、弊社の関連会社で資金を出してもらい一旦競売の取下げをして時間を稼ぎました。時間に限りが無くなりましたので友人のローンの実行をして無事に友人に名義変更をすることが出来ました。年末年始と時間がない中でもローン審査＆ローン本申込と債権者交渉とタイムスケジュールを見ながら進めてきて依頼者の希望していた住み続けるという願いを叶えられた案件でした。

所有者も少し諦めていましたが、「御社に依頼をしてよかったと」言って貰いました。

限られた時間の中で最大限の力を発揮し依頼者の希望をかなえることをもっとうにしています。