任意売却最新情報

横浜市青葉区S様「半信半疑で頼んだオーナーチェンジ大成功でご満悦」

物件的には田園都市線沿いの最寄り駅から徒歩10分圏内にある築浅10年の4LDK某大手注文住宅で、非常に需要のある販売活動しやすい物件だったのですが、その分販売価格のグロスは高く債権者との任意売却交渉に難航が予想される物件でした。

所有者は4人家族だったのですが、ご主人が事業を起こし住宅購入時は順風満帆だった経営状況が徐々に悪くなり、ついに事業資金の借入負債の返済だけでなく住宅ローンの返済も滞り始めてしまいました。弊社にご依頼頂く前は弁護士に相談されていて、まずは個人再生を進めていたそうですが遂にそれも叶わず破産を決断されて、どうにか守りたかったご自宅が競売申立を受け3ヶ月ほど経った頃に、弊社スタッフが訪問しどうにか現時点でも競売を取り下げしご自宅に住み続けられるOC(オーナーチェンジ)、いわゆるリースバックという方法をご説明しました。所有者は将来に絶望しかけていた頃で、まさかこの時点で任意売却により競売を取り下げられて更にご自宅にも住み続けられるチャンスが残っているという私達の説明に半信半疑で聞いていたそうです。

ただ弊社が媒介契約を締結する前に、まずは委任契約を結んでいる弁護士に了解を頂かないといけなく、始めは弊社の事を警戒されていたのか、さらに入札まで1ヶ月余りとなったこのギリギリの時期で任売売却がまとまり、OC(オーナーチェンジ)にて買主が見つけられるとは到底思えない、さらに他債務の債権者や裁判所から破産に際して、売価に対し物言いが入る可能性があると強調されていたのですが、そこは弊社が何度も担当弁護士とお会いして本物件の評価から言って到底住宅ローンが完済出来る状態ではなく余剰金が残らないので他の債権者から破産に際し何も指摘される内容でないことを理解頂き、ようやく媒介契約を結ばせて頂きました。

そこからは弊社の腕の見せ所で、とにかくわずか1ヵ月という限られた期間で債権者に応じて頂く売価を交渉し最小限に抑えることにより、買主は弊社の長年のネットワークを駆使する事によりこのようなグロスの張る木造戸建でも何とか家賃交渉を重ねた結果、入札日前日にOCによる売買決済が成立しました。本来木造戸建は建物的に融資を受けられる残存年数が「25年-築年数」と決まっていて、本物件も15年しか買主は融資を受けられず、結果的に15年間は月々の返済額が本物件のようにグロスが高いと相当な金額となってしまい、今回所有者が支払い可能な家賃も限られていた為に、今回の買主は15年間家賃によるキャッシュフローが出るどころかマイナスが膨らんでいくという試算だったのですが、何とか買主に長い目で見て頂きご購入の決断を頂きました。

現在では元所有者は見事に生活を建て直され、ご家族が最終的にご自宅の所有権も取り戻す(買い戻し)という目標に向かって一丸となっています。是非、今の現状に悲観している貴方もまだ現時点では様々な可能性の選択肢は残っていますので、まずは勇気の一歩を踏み出してお問合せを頂きますことを弊社スタッフ一同心よりお待ちしております。