所有者様は50代前半の男性で、離婚後、仕事を失い必死に再就職先を探していましたが、年齢的にもなかなか再就職先は見つからず、アルバイトの収入と貯金で何とか生活をされていました。当然ローンを支払える余裕はなく滞納を重ねてしまい自宅を差押えられてしまいました。
所有者様は競売になる前に、どうにかしなくてはと考え不動産仲介業者に相談していましたが、その仲介業者からは「売却」をして返済をする他ないと言われ「売却」の依頼をしていました。その仲介業者には3ヶ月程、依頼をしていましたがその間、定期的な報告もなく自身から連絡した際も「まだ動きがありません。」と毎回一辺倒な返事ばかりで特に進捗はなく時間ばかりが過ぎ不安を感じる毎日だったそうです。
そんな最中、弊社の営業が裁判所の情報を基に訪問し、詳しく状況を伺った所、本当は同居人である寝たきりの叔母の面倒を見ている為、その叔母の介護施設やヘルパーの事を考えると本当は「住み続けていたい」というお気持ちを話して下さいました。弊社は売却だけではなく「住み続ける」プランも多数実現している旨を丁寧に説明した所、是非弊社に依頼をしたいと媒介契約を交わすに至りました。
ご依頼を頂きすぐに弊社の幅広いネットワークを駆使し、過去取引のある投資家へ総当たりしました。昨今の投資ブームの流れもあり、すぐに条件に合う買主を見つけることができ、所有者様が諦めていたオーナーチェンジを成立させることができました。
ご依頼から契約、決済までわずか一ヶ月の出来事です。
所有者様からは「他の仲介業者に相談した時は、「住み続けられる」プランの提案すらなく「売却」しかないと諦めていたが、思い切って話をしてみてよかった。エスカレードさんに出会っていなかったら売却し引越しをしていたかも知れません。本当に有難うございました。」と感謝の言葉を頂きました。自宅の件がうまく進んだことで気持ちも晴れたのか、無事再就職先も決まり所有者様は以前と変わることのない生活を送っています。