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群馬県邑楽郡F様のケース「あらゆる障害を乗り越え住み続けるを実現しました」

離婚後、仕事を失い必死に再就職を探していたF様。F様には聴覚障害があり、思うような再就職が出来ずにローンを滞らせてしまいました。

一度は自宅を処分して別のアパートへ引越しをしなければならいと半ばあきらめていたところインターネットで弊社のホームページを閲覧していただきこのまま「住み続けられます」の言葉に引かれ相談にこられました。

 

F様は補聴器をつけているものの一般の方と比べると聞こえはわるくテレビの音などを多きめにしなければならないのですがそうすると賃貸アパートに住まわれていた頃は、よく近所からテレビの音がうるさいと苦情などを言われ嫌な思いをされてきました。

そうした所から自分で苦労して立てたマイホームを手放すのはつらくなんとかこのままここで暮らし続けられないかとずっと考えていたそうです。

 

そのお話を伺うとこちらとしても何とかしてあげたいとのその気持ちでいっぱいでした。

すぐに共有者である元・奥様にも連絡を取り今回の状況を説明し元・奥様もF様の希望に協力してもらえることになりました。

そこで知ったのは売却に協力してくれる元・奥様ですが実は本人も現在大病を患っていました。

詳しく聞くと命の危うい病気であり、「正直あまり時間ないのでは?」と思える状況でした。

 

今回のF様の物件は元々夫婦共有でいたためて二人の売却の同意がなければ第三者への名義の変更が出来ません。

あまり時間をかける余裕はありませんでした。

まず、住み続けるためには協力者がいなければなりませんが幸い、F様が以前勤めていた親友を紹介してくれました。その方は現在実家に住まわれており他に債務もなくローンを受けるには申し分ありませんでした。

 

但し、この親友K様も聴覚障害をもたれている方でした。

通常の会話はすべて筆談で行ないました。

必要書類の準備はなるべくこちらで行い、ご本人でなければならないことについてはすべて同行して手続き等を行ないました。

無事にローンの審査も通り、売買契約すませ、名義変更および支払い手続きの準備に取り掛かりました。

 

しかし、丁度そのころ共有者である奥様の体調が崩されてしまいました。

約2週間近く連絡が取れませんでしたがなんとか体調も回復し名義変更を担当する司法書士の立会いもすませ翌日に決済を向かえる事ができました。

 

その後、F様は残った債務については法的処理をすませ、精算し、今はK様が組んだローンの金額を月額の家賃として安定的が生活を送られています。