任意売却最新情報

印西市E様のケース「長年連れ添った夫に先立たれ借金も膨大、その危機を救った THE‘任意売却’」

物件は運賃高で不評の北総鉄道線沿いで、当初の開発予定も停滞し人気が低迷してしまった千葉ニュータウンに隣接する築22年ほどの大規模マンションで、最寄駅からは徒歩16分ほどに位置していました。

所有者は当初ご夫婦二人暮らしで共働きをして高額な住宅ローンの支払いを続けていましたが、2年ほど前にご主人の重い病による闘病生活が始まってしまい奥様も付きっきりの看病が必要となり、医療費並びに生活費、さらに住宅ローンの支払いで程なく貯蓄も底を突きついに住宅ローンの滞納が始まってしまいました。

奥様から弊社にお問い合わせ頂いたのは、奮斗努力の看病の甲斐もなくご主人がお亡くなりになられた4ヶ月ほど後で、住宅ローンの他に2年余りの看病期間で医療費・生活費等を捻出するためにお借り入れしたキャッシング等による借金も約1000万円に膨らんでいました。

ご主人がお亡くなりになられた後、奥様は法テラスを通して弁護士に依頼し破産手続きに入ろうとしていましたが、当然弁護士は相続権利のある本物件を売却し出来るだけ多く債権者に返済したうえで不足分を破産処理する方向で手続きを進めていました。

奥様は長年ご主人と暮らした本物件に対して当然愛着があった訳ですが、本物件に住み続けられる方法が他にないのかを探索していた時に弊社のホームページ「任意売却によるオーナーチェンジ」をご覧になり、弊社は丁寧に今後の流れをご説明し媒介を結ばせて頂きました。

その後は、まずお客様のご要望を全く聞き入れず「売却⇒返済⇒引越⇒破産」という流れのみで進めようとしていた弁護士には解任して頂き、次にご主人がお亡くなりになられた事による相続権利を持つご親族全員から相続放棄意思表示の法的書面を取得し、奥様への相続登記を完了させました。

もちろん、それと並行して住宅ローンの債権者とはオーナーチェンジによる任意売却しやすい金額まで粘り強く交渉した結果、奥様のご希望家賃に見合う買主様が無事に見つかり遂に任意売却が成立しました。

さらに無担保債権については、任意売却とセットでご提案頂ける弁護士をご紹介し、残った債務についても法的にゼロとなる方向で手続きが順調に進んでいるうえに、今回の任意売却にて弁護士費用まで捻出する事が出来ました。

任意売却が無事成立し、長年連れ添ったご主人との思い出が詰まったご自宅にも住み続けられ、とにかくご要望通りの結果となった訳ですが、最後に奥様から

「本当にあの一番つらくて将来に絶望しながら田舎に帰ろうと考えていた時に、藁をもすがる気持ちで、いい任売.JPさんのホームページを見て連絡して本当に本当に良かったです。このご恩は一生忘れません。」

 と涙ながらに有難いお言葉を頂く事が出来、私も目頭が熱くなりました。