任意売却最新情報

北区T様「任意売却で十分な引越費用と生活保護受給手続き援助」

物件はなんと築100年近い謄本上でも築年数が不詳の2階建の借地権付建物でしたが、立地的には駅から徒歩4分という恵まれた立地条件の物件でした。

ただ、今回は住宅ローンの滞納ではなく、地代がなんと12年ほど滞納があり、借地権の更新時期に初めて地主が滞納の存在に気付き、債権者による地代の代払許可決定に基づいて、競売の申し立てがされたという特殊な案件でした。

そもそも代々本物件に住んでいた所有者のご両親が所有していた物件でしたが、20年ほど前に事業ローンによる滞納から競売物件となってしまい、その息子さん夫婦が買い取って以来、所有者家族ならびにご両親の二世帯で生活されていました。所有者は住宅ローンを毎月滞納なく返済されていたのですが、地代についてはご両親が毎月お支払しているはずだったのが、地主が相続して代が変わってから確認を怠っていて今回発覚したというのが経緯です。

まずは所有者家族とご両親が同居していながら、長年の確執からか殆ど会話が無い状態が続いていて今回の競売申立を受けて、初めて所有者夫婦もご両親が地代を払っていなかった事実を知り、もう致命的な関係性になってしまいました。

とにかく所有者のご希望は本物件をどうにか任意売却により競売を回避し、今後は二世帯別々に新たな引越先で再スタートを切るが、ご両親については一切援助をするつもりもなくそんな余裕もないというのを強調されました。

弊社はまず限られた約2ヵ月間という短期間で、債権者交渉並びに販売活動、さらにご両親の生活保護申請や引越先探索を並行して行い、物件的には当然築年数的に解体が前提となるので建売業者が買主候補となりました。立地条件は良いのですが14坪ほどの借地でしたので販売活動にも苦戦しましたが、どうにか債務額に見合う購入価格を提示する買主を見つけ出しました。ただ、新たな問題として買主が求める確定測量や地主からの譲渡承諾や掘削承諾、抵当権設定承諾などの諸条件に対し、粘り強く地主側弁護士と交渉し、最終的にはどうにか調整してまとめる事が出来ました。

ご両親の生活保護申請にも事業の廃業届などが必要で何度も役所に足を運び、二世帯の民間アパートの探索もお手伝いさせて頂き、ついに開札日数日前には任意売却が成立しました。

所有者には当初のご希望通り、任意売却にて引越に伴う諸経費を十分上回るお引越し費用を捻出する事が出来、理想的な引越先で快適な生活で再出発し、さらにご両親も生活保護の許可が下り安心した生活も保障されたことにより、

「こんな短期間で、何から何まで理想通りの結果となり、不動産会社の方が生活保護申請や家族間の確執まで十分配慮して下さり、往復3時間以上かかるところを何度も足を運んで頂き、とにかく感謝しても感謝し切れません。」

というお言葉を頂戴する事が出来ました。