任意売却最新情報

神奈川県大和市Y様のケース「生活保護申請から転居先探索、引越や産廃作業のお手伝いフルコースのおもてなしで依頼者大満足!」

所有者は60代後半の男性。20年ほど前に購入した20坪ほどの戸建に妹さんと共に暮らしていました。購入当初はお仕事もされ順調に返済が出来ていましたが、高齢に加えお身体に疾患を抱えてしまった事により5年ほど前に仕事を辞めざるを得なくなり、妹さんも精神障害をお持ちで、住宅ローンはそれまでの貯蓄とわずかな年金でどうにか支払う日々が続いていました。

そしてついに貯蓄が底を突き、債権者より競売の申し立てを受けた頃に、弊社が任意売却のご依頼を頂きました。

物件は駅からも遠く、建物も老朽化が進み雨漏りや白蟻の被害も甚大だったため、解体を前提とした売地での販売活動しか選択が無く、販売活動には困難が想定されました。

不動産を所持しているため生活保護などの申請はもちろんの事、各種行政福祉の援助も受けないまま競売を申立されてしまった訳ですが、所有者Y様のご希望を伺ったところ

「どうにか物件を売却し債務を出来るだけ多く返済、競売を回避したうえで、改めて行政福祉の助けを得て新しい場所で妹と共に静かに暮らしたい。ただ頼ることが出来る人もいなく、福祉の手続きも何も分からない。」

との事で、今回、申立債権者と交渉を根気よく続けた結果、弊社の幅広いネットワークを駆使して獲得した買主様の金額との折り合いもつき、無事に任意売却が成立しました。

引越や産廃作業も所有者と共に私も連日お手伝いさせて頂き、愛猫と一緒に暮らせる理想的な引越先も無事に決まり、さらに私が行政の生活保護申請の窓口となり現在順調に手続きも進んでいます。

「債権者交渉や不動産売買だけでなく業務の範疇も超えているはずなのに、ここまでお世話になりっぱなしで感謝の言葉もありません。」

とのお言葉に感無量となり、この仕事に改めてやりがいと誇りを感じることが出来ました。