任意売却最新情報

藤沢市N様「室内状況悪くても債権者交渉と購入者選びで解決」

藤沢市内のマンションにお住まいの方からお問い合わせがあり、その日に面談することになりました。

今回、ご依頼いただいた方は転職が原因で、住宅ローンの支払いが厳しくなり任意売却したいとのことでした。

室内は中型犬と猫を1匹ずつ飼育しており、引っ掻き傷で建具等の損傷がありましたがその他は丁寧に扱っている印象でした。

債権者は既に保証会社に移っていて、売出価格の指示を仰ぎ、近隣の業者には買取りのご検討をお願いしました。

債権者の売出価格は相場より少し高めの回答で、販売活動を行い最初は問い合わせがありましたが、中々内見には結び付かず、販売状況を定期的に報告して価格の見直しをお願いするが、見直しはして頂けませんでした。

しばらくして初めて購入希望のお客様から室内を見たいとの問い合わせがあり、後日ご案内しました。結果としてお返事は保留となりお話は進められそうにありませんでしたが、債権者にそのままご案内の件を報告してようやく価格の見直しをして頂けました。

見直しをして頂いて販売がしやすくなり、以前に買取り業者の中で一番高く買い取って頂けそうな業者にもう一度連絡を取り、買い上げの交渉をした結果、何とか進められる金額まで買い上げに成功しました。

販売活動をしている途中で税金の差押が入ったため、税金の窓口まで足を運び、任意売却のお話をして買主様もいる旨を説明し何とか進めて頂ける方向にお話がまとまりました。

契約を済ませ、賃貸物件を探し、最初にご案内した物件を気に入って頂けたので、その場で申し込み、その後すぐに賃貸契約を結びました。引越し業者は知り合いの引越し業者にお願いをするとのことで、問題なくお引越を完了することが出来ました。

お引越しをされた後、決済は二週間後となり、余裕をもって決済することが出来ました。

今回のように室内でペットを飼っているケースで、一般のお客様を案内すると室内の状態が理由で買付に至らない事が多くあります。

その場合、買い取って損傷部分を改装し再販するマンション買取専門業者に購入してもらうことが無難です。今回はまさにそれに当てはまるケースで当然、買取専門業者の価格は一般の方が購入される価格より低いので、債権者の価格交渉が肝になってきます。

粘り強い債権者交渉とケースバイケースの買手選定が功を奏し成約に導けた取引となりました。