今回のお客さまは、物件を担保に融資を受けていてその返済が厳しくなり、どうしたら良いかの相談でした。所有者さまはこの物件を使用し続けることが強い希望でした、単純に売却すればある程度の金額で売却でき返済をしても所有者さまにお金が残る計算ですが、売却して返済が出来て、尚、このまま継続して使い続けることが出来なければ売却することに消極的でしたが、弊社ではオーナーチェンジという方法があり、所有者さまが希望する条件で、お客様を探すことができますと、今までオーナーチェンジでの売買を数多く行っている実績があることを説明して、媒介契約の依頼を頂きました。

しかし、物件は市街化調整区域内にある１４００㎡以上ある土地と建物でした。調整区域では建物の建築を抑制している地域の為、物件の価値を上げるためには宅地として使用できるのかを調査したところ、この地域は雨水管を道路に設置しないと調整区域での開発許可は出せないとのことでした。しかしあきらめることなく、いろいろ調査をし、開発許可の申請が出来る方法を確認しました。物件の資産価値を上げなければオーナーチェンジで検討して頂けるお客さまが少なくなるからです。

調査と並行して、オーナーチェンジをして頂けるお客様も探索していました。弊社のネットワークで、所有者さまが望む賃料の金額と諸条件面での折り合いがついたお客さまを見つけること出来ました。

所有者さまはお仕事が忙しくて、なかなか日中帯にお仕事がお休みできないため、１日で契約をしてそのまま決済を行う方法を提案して、買主様や債権者、司法書士の段取りをして無事に不動産の契約決済を同日にて行うことが出来ました。もちろん、買主様と賃貸借契約を締結してもらい、今では、賃料を支払って継続して使用していらっしゃいます。

所有者さまは今ではバリバリ仕事をしていて、お金が出来たらこの物件を購入することを考えているとのことでした、物件を購入するときには御社に仲介を依頼するよと言われていましたので、ぜひ弊社で仲介をさせて頂きますと話をしました。

弊社は、所有者さまが望むことを第一に考えて、それを実行できる様に日々精進しております。